自転車関連事故に関する高額賠償事例

 ますます増加傾向にある自転車事故。自転車もれっきとした「車両」です。相手にけがなどをさせてしまうと、刑事上の責任が問われるうえ、多額の賠償金を請求されるケースが増えています。自転車に乗る人は、ルールをきちんと「知って」「守って」安全運転をしましょう。「自転車なんだから」と思わずに、万一の事故に備えて保険に加入しておくこともお勧めします。

 年月・場所等内容賠償額
平成15年9月
東京地裁 歩行者との事故
 男性が夕方、ペットボトルを片手にスピードを落とさずに下り坂を走行して交差点に進入。横断歩道を横断中の主婦(38歳)と衝突し、主婦は脳挫傷により3日後に死亡した。賠償額 6,779万円
平成17年11月
横浜地裁 歩行者との事故
 夜間、無灯火の上、携帯電話を操作して片手運転の女子高校生(16歳)が、前方を歩行中の看護師女性(54歳)に追突。被害女性は手足に痺れが残って歩行困難になり失職した。賠償額 5,000万円
平成17年9月
東京地裁 バイクとの事故
 男子高校生が朝、赤信号で交差点の横断歩道を走行中、旋盤工の男性(62歳)が運転するオートバイと衝突。男性は頭蓋骨骨折で13日後に死亡した。賠償額 4,043万円
平成19年4月
東京地裁 歩行者との事故
 男性(37歳)が昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入し、青信号で横断 歩道を横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋内損傷等で11日後に死亡した。賠償額 5,438万円
平成19年7月
東京地裁 歩行者との事故
中学生(15歳)が無灯火で歩道を走行中、歩行中の男性(62歳)と衝突。男性は転倒して頭部を強打し、死亡した。賠償額 3,000万円
平成20年6月
東京地裁 自転車同士
男子高校生が昼間、自転車横断帯の手前から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等後遺障害1級)が残った。賠償額 9,266万円
平成21年7月
大阪地裁 自転車同士
 出勤途中の女性(60歳)が交差点を一時停止せず左折しようとした際、直進してきた自営業女性の自転車と衝突。自営業の女性は肩骨折等の重傷を負った。賠償額 1,300万円
平成25年7月
神戸地裁 歩行者との事故
 男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中にマウンテンバイクで坂道を20~30キロで爆走し、散歩中の女性(62歳)と正面衝突。意識不明の重傷を負わせた。(事故の原因が自転車の安全走行に対する児童への十分な指導をしていなかった保護者にあるとして、保護者に損害賠償を命じた。)賠償額 9,521万円
平成26年1月
東京地裁 歩行者との事故
 男性(46歳)が信号表示を無視して交差点に進入し、青信号で横断中の女性(75歳)と衝突。女性は頭部を強打し、5日後に死亡した。賠償額 4,700万円
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