交差点で事故をなくすために

【岡山県下の交通事項発生件数(令和4年)】

人身事故の発生件数(年間)4,348件
うち、交差点及びその付近での発生2,115件(48.6%)
死亡事故総数(年間) 73件
うち、交差点及びその付近での発生 22件(29.7%)

1 事故のパターンは大きくわけて5つ

 交差点で多い事故のパターンは大きくわけて5つあります。右左折する車だけでなく、歩行者や自転車などの交通量も多いため、事故が起こりやすく、交差点特有の事例もみられます。

 

2 事故防止のポイント

(1) 信号は必ず守る

 信号は必ず守る。当たり前のことですが、その当たり前のことができていなかったために事故が起きるのです。運転者も歩行者も自転車利用者も、信号に従って安全を心がけましょう。

 黄色の信号は進めではありません。無理をせず、安全が第一です。

(2) 合図は早めに出す

 右折や左折をする場合は、必ず合図をしましょう。それも直前では意味がありません。他の道路利用者に分かりやすく、早めに合図をしましょう。

(3) 速度の減速と安全確認を十分に

 交差点は、自分の進路上のことばかりではなく、交差道路の情報収集も必要です。しかも、日本の道路は、人や二輪車、自動車などいろんなものが利用する混合交通です。また、交差点には、見通しの悪い所や形状が複雑なものなど危険な所も多々あります。

 交差点に接近する場合は、スピードを十分に落とし、前方、左右に対する安全確認を十分にしてから交差点に進入しましょう。

(4) 思いやりの気持ちが大切です

 交差点はあらゆる方向から人や車などが集まって来る所です。ほんの少しのゆとりの気持ちを持って、道を譲るなどの交通マナーを実践してください。

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